カテゴリ:校長より
始業式の話 関東大震災について

9月1日から伊藤学園の2学期が始まりました。
第1学年から第9学年が伊藤学園の一番大きな体育館「アリーナ1」で始業式を行いました。コロナ禍でオンライン実施が続いていましたが、4年ぶりに集まることができました。対面での凛とした式の良さを改めて感じたところです。
始業式では、ちょうど100年前の1923年9月1日の関東大震災の話をしました。品川区では火災の被害は少なかったものの、家屋が密集している地域では倒壊が起き、道路をふさいだという記録があります。また一方で、関東大震災が起きた時には、根拠のないうわさや加工された写真などで、悪質なデマが広められました。
皆さんも自分のうわさや誤った情報が流れたら、いやな思いをすると思います。この関東大震災の教訓から、身の回りにも起こること前提として考え、「うわさやデマを流さない」と言い切れる人になってほしいと話しました。
伊藤学園では情報リテラシーを高め、SNSや加工画像などによる根拠のない情報を、自分で見極められるスキルを身に付ける授業も行っていきます。
校長 野口大和

公開日:2023年09月06日 08:00:00
更新日:2023年09月06日 09:14:52